天井絵

Vol.3 世界の記念日 8月~1月

F氏  F氏

前回に引き続き8月~1月までの記念日をご紹介いたします。  

 

ボスデー:10月16日

~この日だけは不満を忘れてボスに感謝~

アメリカ

日頃の感謝の気持ちを込めて部下から上司へ贈る日。 1958年(昭和33年)10月、アメリカのパトリシア・ベイ・ハロキスが会社を経営していた父親のために、経営者と部下の関係を円滑にしようとボスの日を提唱した事がきっかけで、アメリカ商業会議所に登録したことが始まりです。

この日はボスをランチに招待したり、プレゼントを贈ったりします。 この日だけは上司への不満を忘れて、ボスに感謝する日なのです。  

 

 

スウィーテストデー: 10月第3土曜日

~優しさを贈る日~

アメリカ

感謝の気持ちをキャンディにして贈るという日です。

元々は、オハイオ州クリーブランドにあるキャンディ会社の社員キングストン氏が、病気の人や親のいない子どもたちにキャンディを配って歩いたのが始まりといわれています。

キャンディ

その後、クリーブランド中でこの運動が行われ、口コミで全米に広がりました。

お年寄りや病気の人やお世話になった人に感謝の気持ちを伝える日が、「スウィーテストデー」なのです  

 

 

ハロウィン(収穫祭): 10月31日

~収穫を祝い、悪霊を追い払う祭り~

アイルランド

ハロウィンのために魔女やお化けに仮装した子供たち 万聖節(キリスト教で毎年11月1日にあらゆる聖人を記念する祝日)の前夜祭で、秋の収穫を祝い、悪霊を追い出すお祭りです。

古代ケルト民族の祭りが起源とされています。

ハロウィン

ハロウィン

※画像参照元ウイッキペディア 北アイルランドのハロウィンイベント    

古代ケルト人の1年の最後の日は10月31日で、この夜は死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていました。

悪い精霊や魔女から身を守るために仮面を被り、魔除けの焚き火を行っていたことが、ハロウィンの起源といわれています。

この起源に因んで、現在では、31日夜にカボチャをくりぬいた中に蝋燭を立ててランタン(提灯)を作り、魔女やお化けに仮装した子供達が近くの家を1軒ずつ訪ねては 「Trick or treat? (ご馳走をくれないといたずらするよ)」 と唱えお菓子をもらい歩きます。

家庭では、カボチャのお菓子を作り、 子供たちは貰ったお菓子を持ち寄り、ハロウィン・パーティーを楽しみます。

 

  

リメンバランスデー(ポピーディ):11月11日

~ポピーは戦死者のシンボル~

イギリス

11月11日の第一次世界大戦の終結を記念した日をリメンバランスデーまたはポピーディ.といわれます。

こ行事がヨーロッパ各地で行われます。 英国ではホワイトホールの戦没者記念碑前に女王陛下をはじめ首相や官僚が集まり、 戦没者を偲んで午前11時に2分間の黙祷が行われ、ポピーの花輪が捧げられます。

ポピーの花

これは、第一次世界大戦中に、ヨーロッパで戦場になったベルギーやフランスの野にポピーの花がたくさん咲いていたこと、赤い色が戦死者の血の色を思わせることから、ポピーが戦死者のシンボルになりました。 もっとも過酷な戦場であったフランドル地方での戦闘の後に、一面のポピーの花が咲いたと伝えられたことに由来します。

英国では11月になると真っ赤なポピーの花を胸につている人をよく見かけます。

1921年からは、戦没者への募金を集めるために赤いポピーが売られ始めました。

活動は毎年盛んになり、現在では店のレジ横などに赤いポピーが置か れていて、毎年多くの人々が募金活動に参加しています。

   

 

 

いい夫婦の日: 11月22日

~数字の語呂に合わの記念日~

日本

毎年11月22日は 数字の語呂に合わせていい夫婦の記念日があります。 日本独自の記念日です。

いい夫婦の日

日頃は照れくさくて言えない、「愛いシテル」と「ありがとう」の気持ちを込めて、バラなどのプレゼントを贈る日とされています。

1988年に財団法人余暇開発センター(現(財)社会経済生産性本部)が制定したもので、1985年には政府が制定した「ゆとりの創造月間」が11月ということもあり、 「いい夫婦」の語呂合わせで11月22日に定められました。

歴史は浅いですが、最近では、よく聞く記念日になりました。 

 

 

サンクスギビングデー(感謝祭): 11月の第4木曜日

~伝統的なご馳走を囲み、神の恵みに感謝する日~

アメリカ

日本でも馴染みのある記念日です。サンクスギビングデーとはもともと、秋の豊作を祝い、神の恵みに感謝する日だと言われています。

今は「パーティーを開いてご馳走を食べる日」というイメージが強くなっていますが、その起源は・・

七面鳥

1620年11月にメイフラワー号に乗ったイギリスの清教徒達が厳しい航海を経てアメリカ大陸に渡りましたが、彼らに待ち受けていたのは、厳しい寒さと伝染病でした。

先住民は、勝手に侵入してきたイギリス人達に怒りを感じていましたが、彼らのあまりにも悲惨な光景を哀れに思い、食料を分け与え、農業や、この土地での暮らしのノウハウを教えました。

これによって、イギリス清教徒達は彼らから多くを学び、 一年後の11月にお世話になった先住民を招待し、 収穫した作物や野生の七面鳥や海の幸を使ったご馳走で祝いをし、 感謝したのがサンクスギビングデーの始まりでした。

これに因んで、この日には伝統的に七面鳥を食べるという風習があり、 別名「ターキーデー」とも呼ばれています。

 

ニューヨークのサンクスギビング・デー・パレード    

 

 

クリスマス:12月25日

~初期のプレゼントの定番は「歯磨き粉」~

皆さんがご存知のように、クリスマスは、キリスト教徒の国では、「イエス・キリスト」の 誕生をお祝いする日です。世界的規模の生誕祭です。

クリスマス

キリスト教圏では、クリスマスには主に家族と過ごし、クリスマスツリーの下にプレゼントを置く。プレゼントを贈る気持ちである「愛」の日でもあります。

しかし、日本では楽しい年末のイベントの1つという商業的な意味合いが強いですね。

ザビエル

そもそも日本のクリスマスの発祥の地は山口県でフランシスコ・ザビエルがキリスト教の布教活動を行ったのが広まるきっかけとなりました。

明治の頃には、クリスマスの商業宣伝が始まり、初期のプレゼントの定番は「歯磨き粉」だったそうです。

また、日露戦争後、急速に人々の間でクリスマスが広がり、この頃、サンタクロースをヒントにした「子ども福袋」が登場し、大晦日の晩に枕元においていました。

その後、次第にこの習慣は修正され 「子どもたちはサンタがおもちゃをくれる日」 とクリスマスの理解がされるようになりました。

日本以外の他の国はどうでしょうか?    

 

 

イタリア、ポーランド、フランス、スペイン

イタリア ポーランド フランス スペイン

魔女のベファーナ

※画像参照ウイッキペディア 魔女のベファーナ    

カトリックの影響の強い国では、クリスマスの始まりは12月25日~終わりは1月6日の公現祭です。

一般的にクリスマスの飾り付けは23日頃に行い、24日はクリスマス・イヴとして夜を祝います。

プレゼントをもらうのは1月6日であり、イタリアのほとんどの地域ではプレゼントを持って来るのはサンタではなく魔女のベファーナとされています。

 

 

オランダやドイツの一部地域

オランダ ドイツ

12月6日ニコラウスの日に、子ども達はプレゼントをもらいます。

ドイツでプレゼントを持ってくる人を北部ではヴァイナハツマン(降誕祭の男)、南部ではクリスト・キント(キリストの子)と呼ばれています。

プレゼントをもらえるのはそれまでの1年間に良い子だった子どもだけで、悪い子は石炭を与えられたり、木の枝で打たれることになっている地域もあるそうです。  

 

 

イギリス・アメリカ

イギリス アメリカ

イギリスではサンタクロースが12月25日にプレゼントを持って来ます。

クリスマス

アメリカでは、イギリス流のクリスマスが一般的で、日本のクリスマスもアメリカ流を受け継いでいます。

またこの日には、クリスマスの挨拶にとクリスマスにちなんだ絵はがき や グリーティングカードを送る習慣があり、アメリカではクリスマスプレゼントを家族全員で交換し合う習慣があります。

外出するのは教会に行く時くらいで、家庭料理を味ったりするなど家族で過すのが一般的です。    

 

 

ロシア

ロシア

正教会圏にあるロシアでは、クリスマスは「冬祭り」、サンタクロースは「マロース爺さん」と呼ばれています。

ロシア正教会、セルビア正教会など、ユリウス暦を使う正教会の降誕祭(クリスマス)は、1月7日です。 宗教弾圧が行われていたソ連時代には表向き大々的に降誕祭が祝われることはありませんでしたが、ソ連崩壊後の旧ソ連諸国で、降誕祭が大々的に祝われるようになりました。

連崩壊翌年の1992年、赤の広場で祝われた降誕祭

※画像参照ウイッキペディアソ連崩壊翌年の1992年、赤の広場で祝われた降誕祭    

 

 

ボクシング・デー:12月26日

~使用人に、労いの気持ちを込めてプレゼントをする慣わし~

イギリス

クリスマスの翌日の26日に、教会が貧しい人々のために募った寄付で贈ったクリスマスプレゼントの「箱(box)」を開ける日だったことから、そう呼ばれるようになったといわれています。

それに因んで、クリスマスも仕事をしなければならなかった使用人達に翌日、家族と過ごさせるための休日であり、主人が箱に贈り物を入れて彼らに配ります。

また、プレゼントを届けてくれた郵便配達員にも、労いの意を込めて26日(当日が日曜日の場合は27日)に箱入りのプレゼントをします。

このように、労いの気持ちを込めてプレゼントをする慣わしがボクシング・デーです。 この日はバーゲンセールが行われることで有名です。

クリスマスプレゼント    

 

 

愛妻の日; 1月31日

~愛妻家というライフスタイルを世界に広める~

日本

1月31日の「1」をアルファベットの「I(アイ)」に、 「31」を「サ・イ」と読む語呂合わせで、 日本愛妻家協会が普及を進める記念日です。

協会本部のある群馬県嬬恋(つまごい)村の地名は、 日本武尊(やまとたけるのみこと)が妻の死を知り、 人目もはばからずに嘆いたという故事にちなむものです。

妻という最も身近な赤の他人を大切にする 日本独自の伝統文化かもしれない愛妻家というライフスタイルを 世界に広めたいとするポリシーを持っている協会です。

私の勤めている日比谷花壇もご協力させて頂いています。

 日比谷花壇花愛妻の日イベント

日本愛妻家協会イベント 愛を叫ぶ  

 

 


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