芍薬

古くから愛される花~シャクヤクの魅力を紹介

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「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と
芍薬、牡丹、百合、どれも姿・香りが優れていることから、
古くから美人をあらわす言葉として用いられています。

また、武士のたしなみとして始まった花文化で「肥後六花」というものがあります。
肥後菊・肥後椿・肥後山茶花・肥後花菖蒲・肥後朝顔・肥後芍薬の6つを総称し、
こう呼びます。
肥後細川家藩主の細川重賢(しげかた)公の時代に花を愛でる文化が生まれたそうです。

肥後六花の共通の特徴としては、
おしべが見ごとなこと、花形が大輪で一重一文字咲きであること、花色の純粋なことの3点があります。
昔、シャクヤクは一重咲きや三重の蓮華咲きとされる大輪で、
おしべが盛り上がり大きいものほど優秀とされていました。
一重咲きの美を見出す日本人の心の原点である美意識を感じます。

現在、フラワーショップに陳列しているシャクヤクは‘洋芍薬’が中心です。
品種改良が進み華やかでボリュームのある八重咲きの花形が多く、
遠くから見るとまるでバラのようです。
また、おしべの量が少なくなることで日持ちも良くなっています。

シャクヤク
シャクヤクの花びら

例年、4月から6月上旬まで流通しますが、
5月中旬にシャクヤクは出荷のピークを迎えます
。フラワーショップでも今の時期しかほとんど出会うことができない花です。
そのため、シャクヤクが出てくる時期を待ちわびていたと言わんばかりに、
フラワーショップではたくさんの方々が自分用にシャクヤクを購入されます。

シャクヤクは1株から出荷できる期間が1週間から10日と非常に短いため
楽しめる時期が限られます。
1年中出回る花と違い、期間限定なレア感がより人々を魅了するのでしょうか。

シャクヤクつぼみ
シャクヤクのつぼみ

シャクヤクを長く楽しんでいただくためには、
まず買う時に固すぎる蕾よりもちょっと咲きかけた蕾を選んでいただく方が最後まで咲ききってくれます。
蕾には蜜が付きやすく固まると花が開きにくくなるのでコットンで拭いたり
霧吹きを使って蜜を取ってあげると咲きやすくなります。
シャクヤクは、花だけではなく茎葉もとてもきれいです。
品質の良いシャクヤクは茎も太く、葉もとてもみずみずしいです。
葉が大きいため蒸散作用が激しいので、
適度に茎葉をかいて飾ることでより一、二週間は楽しめます。

古くから日本人が愛でたシャクヤクを今年もぜひお楽しみください。


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日比谷花壇 シャクヤク


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